「クレジットカードなしでAppleギフトカードを買いたい」「携帯料金と一緒に支払いをしたい」──そんな方に朗報です。Apple公式オンラインストアでは、キャリア決済を使ってAppleギフトカードの購入が可能です。ドコモ・au・ソフトバンクのスマートフォンを利用している方なら、物理カードでもデジタルコードでも、キャリア決済でスマートに購入できます。
本記事では、Appleストアでのキャリア決済の対応状況、購入手順、注意点をキャリア別にわかりやすく解説します。

1. Appleストアでキャリア決済は使える?基本の確認

「クレジットカードがなくてもAppleギフトカードを買いたい」――そんな希望を叶えてくれるのが、Apple公式オンラインストアでのキャリア決済対応です。これまでは、App Store内でのチャージによってしかキャリア決済が使えないと思われていましたが、実はApple公式ストア(https://www.apple.com/jp/shop/gift-cards)で、Appleギフトカードを直接購入する際にもキャリア決済が利用できます。
この章では、Appleストアにおけるキャリア決済の対応状況、対象商品、利用条件などの基本的なポイントを整理し、これからギフトカードを買いたい人が安心して購入できるように、前提知識を解説します。
購入できる商品と対象サービス
Apple公式ストアでは、以下の2種類のAppleギフトカードを販売しています:
1. デジタルタイプ(Eメール納品)
- 数分〜1時間程度でメールにコードが届く
- App StoreやApple Musicなどにすぐ使える
- プレゼント用にカスタマイズ可能(メッセージ・日付指定など)
2. 物理タイプ(郵送で届くカード型)
- 自宅にギフトカードが郵送される(送料無料)
- 手渡しで贈りたい方や法人用途にも適している
どちらもApple IDにチャージして利用する形式となっており、App Store、iTunes、iCloud、Apple Music、Apple TVなど、Appleサービス全般で使用できます。
キャリア決済が使える条件と対応端末
Apple公式ストアでキャリア決済を使うためには、以下の条件を満たしている必要があります:
■ 対応キャリア(日本国内)
- ドコモ(d払い)
- au(auかんたん決済)
- ソフトバンク(まとめて支払い)
※ワイモバイル・LINEMOは、ソフトバンク回線を利用していても個別対応となるため注意が必要です(次章で詳述)
■ 必要条件
- スマートフォンがキャリア通信を利用している状態(Wi-Fiではなくモバイルデータ通信)
- Apple公式ストアでの支払い画面において「キャリア決済」が表示されること
- 購入時の端末が契約者本人の名義であることが望ましい
- 購入金額がキャリア決済の月間利用限度額内であること
上記がすべて揃っていれば、Appleギフトカードの購入画面に「携帯電話会社を通じて支払う」または「キャリア決済」が支払い方法として表示されるようになります。
ギフトカード購入にキャリア決済を使える仕組み
ここで少し仕組みを整理しておきましょう。
Apple公式ストアのギフトカード購入ページでは、支払い方法の選択時に次のようなオプションが表示されます:
- クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、AMEXなど)
- Apple Pay
- キャリア決済(ドコモ、au、ソフトバンク)
「キャリア決済」を選ぶと、Apple側がキャリアの課金システム(d払い、auかんたん決済、まとめて支払い)にアクセスし、その月のスマホ料金と合算して後日請求される仕組みです。
実際の支払いの流れ:
- AppleストアでAppleギフトカードを選択
- 支払い方法に「キャリア決済」を選択
- モバイル回線で自動認証され、課金処理が完了
- デジタルの場合は即時Eメールでコード送信、物理カードは数日以内に郵送
この方法で購入したギフトカードは、第三者へのプレゼントにも対応しているため、App Storeのチャージよりも柔軟性が高いのが特徴です。
キャリア決済で買うことのメリットと制限
■ 主なメリット:
- クレジットカード不要、スマホ一台で即購入可能
- スマホ料金と一括請求されるため、一時的な立て替えが不要
- プレゼント用のAppleギフトカードを物理・デジタル両対応で購入可能
- App Storeチャージと違い、コード形式なので譲渡・プレゼントがしやすい
■ 注意すべき制限事項:
- キャリア決済には月額利用上限がある(2,000円〜10万円:契約・年齢によって異なる)
- 法人契約・データ通信専用SIMなどは対応外
- 支払いに失敗した場合は再購入が数日間できなくなることもある
AppleギフトカードをAppleストアで購入する際、キャリア決済は非常に有効な支払い手段として活用できます。App Storeチャージではなく、「コード化されたギフトカード」を購入したい場合は、公式オンラインストアが最適です。
次章では、Appleストアでのキャリア決済による購入手順(共通フロー)を、画像なしでもわかりやすくステップごとに解説していきます。
2. キャリア決済でAppleギフトカードを買う手順【共通フロー】

Apple公式オンラインストアでは、ドコモ・au・ソフトバンクのキャリア決済を使ってAppleギフトカードを直接購入することが可能です。App Store経由のチャージではなく、コード形式でのギフトカードが手に入るため、プレゼントや譲渡にも使えるのが大きなメリットです。
ここでは、どのキャリアユーザーでも共通して使えるAppleストアでの購入手順(デジタル・物理カード共通)をステップ形式で解説します。
Apple公式ストアでの購入方法の流れ
Appleギフトカードの購入は、Apple公式ストア内の専用ページから行います。
▶ 購入ページURL:
購入のステップ:
- Appleギフトカードのタイプを選択
- 「メールで送信(デジタル)」
- 「郵送で送信(物理カード)」
- 金額を入力または選択
- プリセット金額(例:3,000円/5,000円/10,000円)
- カスタム金額(1,000円~最大50,000円まで)
- 宛先情報を入力
- デジタル:受取人のメールアドレス、名前、メッセージ
- 物理:配送先の氏名、住所、電話番号
- Apple IDでログイン
- iPhoneユーザーはFace ID/Touch IDですぐログイン可能
- ブラウザ利用時はIDとパスワードを入力
- 支払い方法を選択 → キャリア決済を指定
- クレジットカード以外に「携帯電話会社を通じて支払う」が選択可能
- 利用中のキャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)を自動判別
- 認証画面で確認・購入確定
- モバイル通信経由であれば自動認証(Wi-Fi接続中はエラーになる可能性あり)
- 購入完了 → メールでギフトカードが届く or 数日でカードが郵送される
デジタルタイプと郵送タイプの違い
項目 | デジタルギフトカード | 物理ギフトカード |
---|---|---|
配送手段 | Eメール(即時~1時間以内) | 郵送(1~3営業日) |
プレゼント用途 | メッセージ入力や送信日指定可能 | 封筒入りのデザインカードで手渡し可能 |
使用方法 | Apple IDにコードを登録 | 裏面のコードを削って入力 |
転送・譲渡 | ○ | ○ |
紛失時の再発行 | 基本不可(Apple ID未登録なら再送信可能) | 不可(追跡番号あり、配達状況は確認可能) |
デジタルは即時性、物理カードは贈答品としての「渡す楽しさ」があるため、目的に応じて選ぶのがおすすめです。
支払い方法の選択画面でキャリア決済を選ぶコツ
Apple公式ストアの支払い画面では、以下のように複数の支払いオプションが表示されます。
表示される支払い方法の一例:
- クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/AMEX)
- Apple Pay
- キャリア決済(「携帯電話会社を通じて支払う」)
「携帯電話会社を通じて支払う」オプションが表示されない場合の対処法:
- Wi-Fi接続中の場合、オプションが表示されないことが多い → モバイルデータ通信に切り替える
- キャリア契約のSIMカードが入っていない端末(iPadやWi-FiモデルのiPhone)では利用不可
- 法人契約、データ通信専用SIMでは対応外
購入手続きの前に必ずキャリア契約が有効なスマートフォンで操作するようにしましょう。
購入に関するトラブル防止のポイント
キャリア決済を利用する際には、以下のトラブルを避けるために注意が必要です:
- 決済エラーが出た場合は上限超過の可能性 → My docomo/My au/My SoftBankで確認
- ギフトカード購入後のキャンセル・返金は不可 → 金額・宛先の入力ミスに注意
- 認証失敗時はWi-Fiを切ってモバイル通信で再試行
- 一部のメールプロバイダでギフトコードメールが迷惑フォルダに振り分けられる場合あり
購入完了後は、メールの受信ボックスやApple ID残高をすぐに確認しましょう。
Apple公式ストアでのAppleギフトカード購入は、クレジットカードがなくてもキャリア決済で完結可能です。
次章からは、各キャリア別に詳細な手順と注意点を解説します。まずはドコモユーザー向けに「d払い」での購入方法を紹介します。
3. 【ドコモ編】d払いでAppleギフトカードを買う方法

クレジットカードを持たないドコモユーザーにとって、「d払い」を使ってAppleギフトカードを購入できるのは非常に便利です。Apple公式ストアでは、Apple IDへのチャージではなく、ギフトカードそのもの(コード形式またはカード形式)をキャリア決済で直接購入することが可能です。
ここでは、d払いを利用してAppleギフトカードを購入するための条件、具体的な手順、よくあるトラブルへの対処方法を詳しくご紹介します。
対応端末と必要設定
d払いを使うには、以下の条件を満たしている必要があります:
■ 対応端末
- ドコモ契約のスマートフォン(Android/iPhoneどちらも可)
- モバイルデータ通信が有効な状態で使用すること(Wi-Fi接続では不可)
■ 必要設定・準備
- dアカウントが有効で、d払いサービスに登録済み
- 毎月の利用限度額が、購入金額を上回っていること
- スマホ料金と合算請求に対応したプランであること(法人契約・一部プランは非対応)
これらが整っていれば、Apple公式ストアでの支払い方法として「携帯電話会社を通じて支払う」=d払いが選択肢として表示されます。
購入手順と注意点
■ d払いを使った購入手順(Appleストア):
- Apple公式ストア(https://www.apple.com/jp/shop/gift-cards)にアクセス
- 「メールで送信」または「郵送で送信」を選択
- 金額、受取人情報などを入力
- Apple IDでログイン(必要な場合)
- 支払い方法の選択画面で「携帯電話会社を通じて支払う」を選択
- ドコモのネットワークを使って認証 → d払いにより購入完了
※このときWi-Fi接続のままだとキャリア認証ができず、d払いが選択肢に表示されません。必ずモバイル通信(4G/5G)に切り替えておく必要があります。
よくあるエラーと対処法
d払いでのギフトカード購入時には、以下のようなトラブルが発生することがあります。それぞれの原因と対処法をまとめました。
1. 「キャリア決済」が表示されない
原因: Wi-Fi接続中、または非対応の端末/回線を使用している可能性
対処: モバイル通信に切り替える。SIMカードが正しく認識されているか確認。
2. 支払いエラー/決済拒否される
原因: 月間利用限度額を超過/支払滞納/不正利用検知
対処: My docomoで利用状況を確認し、必要なら限度額の変更申請を行う
3. メールでのギフトカードが届かない
原因: 迷惑メールに振り分けられている/アドレス入力ミス
対処: 受信ボックスと迷惑フォルダを確認、必要に応じてAppleサポートへ連絡
月額利用限度額の確認方法
d払いには契約者の年齢・利用状況に応じた月額の利用上限が設定されています。Appleギフトカードの購入金額がこれを超えていると、決済は失敗します。
d払い月額限度額(目安):
契約内容 | 利用上限(月) |
---|---|
未成年(18歳未満) | 2,000円〜10,000円 |
一般契約(成人) | ~100,000円 |
新規契約または信用低 | 3,000円〜10,000円 |
確認・変更方法:
- 「My docomo」にログイン
- d払い → 利用設定 → 利用限度額の確認・変更
利用上限に達している場合は、Appleストアでの購入前に限度額の引き上げ申請を行うとスムーズです。
d払いでAppleギフトカードを買うメリット
- クレジットカード不要
- 複雑な設定なしで購入可能(Apple IDにログインするだけ)
- 支払いは月末にスマホ料金と合算されるため、一時的に立て替える必要がない
- ギフトとして使えるコード形式が即時発行される(デジタルタイプ)
特に「すぐにギフトカードが必要」「店舗に行く時間がない」「クレカを使いたくない」というユーザーにとって、d払いは安全かつ手軽な選択肢です。
ドコモユーザーがd払いを使ってAppleギフトカードを購入する方法は、設定さえ整っていれば非常に簡単でスムーズです。
次章では、auユーザー向けに「auかんたん決済」を利用してAppleギフトカードを購入する方法を詳しく解説します。
4. 【au編】auかんたん決済で購入する流れ

auユーザーにとって、「クレジットカードがなくてもAppleギフトカードを購入できる方法」として有力なのがauかんたん決済の活用です。Apple公式オンラインストアでは、au回線を利用していればキャリア決済を使ってAppleギフトカード(デジタルまたは物理)の購入が可能です。
この章では、Appleストアでauかんたん決済を利用するための準備から購入手順、注意点まで、初めての方でも迷わないように徹底解説します。
設定方法と本人認証のポイント
Appleギフトカードをauかんたん決済で購入するためには、次の条件と設定が必要です。
■ 必要な条件
- au契約のスマートフォンを使用していること
- モバイルデータ通信(4G/5G)で接続していること(Wi-Fiは不可)
- Apple公式ストア(https://www.apple.com/jp/shop/gift-cards)での購入
- au IDでauかんたん決済を有効にしていること
■ 認証のポイント
auかんたん決済は、モバイル通信回線を通じて自動認証されます。Wi-Fi接続中はキャリア認証が通らず、支払い方法に「携帯電話会社を通じて支払う」が表示されない場合があります。必ずWi-Fiを切り、モバイル通信に切り替えた上で購入を進めましょう。
購入フローと必要条件
■ Appleギフトカード購入手順(auユーザー向け):
- Apple公式ストアのギフトカードページへアクセス
- 「メールで送信(デジタル)」または「郵送で送信(物理)」を選択
- 金額・受取人情報などを入力し、カートへ追加
- Apple IDでログイン(必要な場合)
- 支払い方法の選択画面で「携帯電話会社を通じて支払う」を選択
- 通信回線を通じて自動的にauかんたん決済が選ばれる
- 購入を確定すると、数分〜1時間以内にコード送付または配送手続きが開始
この手順に沿えば、Appleギフトカードがキャリア決済で手軽に入手できます。コードタイプなら即日使えてプレゼントにも最適です。
購入金額上限と利用可能条件
auかんたん決済には、利用者の契約内容・年齢・利用実績に応じた月額利用上限が設定されています。Appleギフトカードの購入額がこの上限を超えていると、購入時にエラーが発生するため、事前確認が必要です。
■ auかんたん決済の月間上限額(目安)
利用者区分 | 月額上限(目安) |
---|---|
未成年(18歳未満) | 2,000円〜20,000円程度 |
一般契約(成人・長期契約) | 最大100,000円まで対応可能 |
利用実績が浅いユーザー | 5,000円〜30,000円程度 |
■ 上限確認・変更方法:
- 「My au」ログイン → auかんたん決済メニューから確認・変更可能
- 利用状況や支払履歴に応じて自動的に上限が変動する仕組み
au IDの一致が重要
auかんたん決済では、契約している携帯電話回線(SIM)とApple IDの利用者名義が一致していることが望ましいです。他人のスマホ回線を使って自分のApple IDで購入しようとすると、認証エラーになることがあります。
回避策:
- 家族名義の回線を利用する場合、一時的に対象端末で購入手続きを行う
- Apple IDとスマホ回線の名義を同一にしておく(推奨)
これにより、認証の整合性が取れ、スムーズな決済が可能になります。
よくあるトラブルと対処法
■ 「キャリア決済」が表示されない
原因: Wi-Fi接続中/au回線未認識
対策: モバイル通信に切り替え、再度アクセスする
■ 購入できない(決済エラー)
原因: 上限額超過/支払履歴に延滞がある/一時利用停止中
対策: My auで上限確認、支払い状況をチェック
■ メールでのコードが届かない
原因: 迷惑メール設定/アドレス入力ミス
対策: Apple公式からのメールが受信できる設定に変更し、再送信を依頼
auユーザーにとっての利便性
auかんたん決済でAppleギフトカードを購入する方法は、以下のようなユーザーに特に適しています:
- クレジットカードを持たない、または使いたくない人
- 月々のスマホ料金とまとめて支払いを管理したい人
- 子どもへのプレゼントやサブスクのギフト用にすぐコードが欲しい人
- 外出せずにAppleギフトカードを購入したい人
物理的なカードを郵送で購入したい方にも対応しており、柔軟性の高い購入方法です。
auユーザーであれば、auかんたん決済を使ってAppleギフトカードを手軽に購入することができます。キャリア決済の仕組みを正しく理解し、トラブルのないスムーズな購入を心がけましょう。
次章では、ソフトバンク・ワイモバイルユーザー向けに「まとめて支払い」でAppleギフトカードを購入する方法を詳しくご紹介します。
5. 【ソフトバンク編】まとめて支払いでの購入方法

ソフトバンクやワイモバイルのスマホを利用している方も、Apple公式ストアでAppleギフトカードを購入する際に「ソフトバンクまとめて支払い」を活用できます。これはスマホ料金と一緒にギフトカード代金を支払える便利なキャリア決済サービスで、クレジットカードを使わずに購入したい人に最適です。
この章では、まとめて支払いを使ってAppleギフトカード(デジタル・物理)を購入する具体的な手順、注意点、そして対応端末について分かりやすく解説します。
購入の流れと決済画面の確認点
Appleギフトカードを「ソフトバンクまとめて支払い」で購入する場合、手順自体は他キャリアとほぼ共通ですが、表示される名称や認証の仕組みには若干の違いがあります。
■ 購入手順(共通フロー):
- Apple公式ストアのギフトカードページ(https://www.apple.com/jp/shop/gift-cards)にアクセス
- 「メールで送信」または「郵送で送信」を選択
- 金額、受取人情報を入力
- Apple IDでログイン
- 支払い方法の選択画面で「携帯電話会社を通じて支払う」を選択
- モバイル回線からアクセスしていれば、自動的に「ソフトバンクまとめて支払い」が割り当てられる
- 認証後、購入確定 → デジタルコードは即時メール送信、物理カードは後日発送
ワイモバイル・LINEMOは対応している?
■ ワイモバイル(Y!mobile)
- ソフトバンク回線を利用しているため基本的にまとめて支払いが利用可能
- ただし、SIM単体契約やeSIMプランでは一部制限がある場合があり、表示されないケースも報告されています
- 「My Y!mobile」でキャリア決済の利用設定を確認しておくと安心です
■ LINEMO
- LINEMOはキャリア決済非対応(2025年5月現在)
- Appleストアでの「まとめて支払い」オプションは表示されず、代替手段としてクレジットカードやApple Payを使う必要があります
残高確認と支払いタイミングの注意点
ソフトバンクまとめて支払いには、ユーザーごとに異なる月額利用上限が設定されています。この上限を超えると決済が失敗するため、購入前に必ずチェックしておきましょう。
■ 利用限度額(目安):
契約者区分 | 月間上限 |
---|---|
未成年(18歳未満) | ~20,000円程度 |
成人(長期契約者) | ~100,000円程度 |
契約間もない/信用低評価 | ~10,000円〜30,000円程度 |
■ 残高確認の方法:
- 「My SoftBank」へログイン → 「まとめて支払い」項目を確認
- 利用状況・過去の支払い遅延などがあれば、上限額が一時的に引き下げられている可能性もあります
よくあるエラーと対処方法
■ 「携帯電話会社での支払い」が選べない
- 対策: Wi-Fiをオフにして4G/5G通信でアクセス。非対応端末やSIMなし端末では選択不可。
■ 購入エラー(決済不可)
- 対策: 利用限度額を確認、My SoftBankで利用状況をチェック。不正使用の可能性があるとシステムがブロックすることも。
■ ギフトコードが届かない
- 対策: 迷惑メールに振り分けられていないか確認。入力したメールアドレスに誤りがないか再確認。
ソフトバンクまとめて支払いのメリット
- クレジットカード不要で即購入可
- スマホ料金と合算されるため支払い管理が簡単
- 物理カード・デジタルコードどちらにも対応
- ギフト用途に強く、メッセージや金額のカスタマイズが可能
特に、日頃からソフトバンク回線を利用している人にとっては、最も手軽で安全なAppleギフトカード購入手段のひとつです。
ソフトバンクまとめて支払いは、AppleストアでのAppleギフトカード購入において、信頼性・利便性の高いキャリア決済方法です。クレジットカードを使わずにギフトカードを入手したいユーザーにとって、ぜひ活用したい選択肢と言えるでしょう。
次章では、各キャリア共通でよくある疑問をまとめた「Q&A形式の注意点解説」をお届けします。
6. よくある質問Q&A(キャリア決済でAppleギフトカードを買う場合)

AppleギフトカードをApple公式オンラインストアでキャリア決済により購入できると知っても、実際に試す段階で「本当に使えるの?」「支払いに失敗したら?」「未成年でも使えるの?」など、多くの疑問が生じます。
この章では、読者から寄せられやすい疑問を5つ厳選し、実用的なQ&A形式で分かりやすく回答していきます。
Q1. キャリア決済で購入したAppleギフトカードはプレゼントにも使えますか?
A.
はい、可能です。Apple公式ストアで購入するギフトカードにはデジタル(メール送信)と物理カード(郵送)の2種類があり、どちらも宛先を自分以外の相手に指定できるため、プレゼント用途に最適です。
メール送信タイプでは、メッセージ・送信日・名前の指定もできるため、誕生日やお祝いなどのシーンにも適しています。キャリア決済で購入しても、カードの使い方に制限はありません。
Q2. 購入時に「キャリア決済」の項目が出てこないのはなぜ?
A.
「携帯電話会社を通じて支払う(キャリア決済)」が表示されない主な原因は以下の通りです:
- Wi-Fi接続中(→モバイルデータ通信に切り替えて再アクセス)
- iPadやWi-Fiモデルなど、回線契約がない端末を使用している
- 法人契約/データ通信専用SIM/LINEMOなど非対応回線を使用している
- キャリア決済の上限に達している
解決策としては、4Gまたは5G通信が有効な契約端末から購入するのが基本です。必ずスマホのモバイル通信をONにしてから、Appleストアにアクセスしてください。
Q3. キャリア決済の月額上限に引っかかったらどうなる?
A.
決済はエラーとなり、Appleギフトカードの購入自体が完了しません。引き落とし予定もキャンセルされ、ギフトコードは発行されません。
対処法:
- My docomo/My au/My SoftBankで月間の利用状況を確認
- 限度額の引き上げ申請(契約年数や支払い履歴によって審査)
- 月初まで待って上限がリセットされるのを待つ(通常毎月1日)
上限は、成人でも初期は低めに設定されていることがあるため、事前確認を忘れずに。
Q4. キャリア決済での支払いに失敗したら、再購入できる?
A.
はい、再購入は可能です。ただし、短時間で複数回エラーを出すとセキュリティシステムが自動ロックをかける場合があります。
この場合は、以下の点を見直しましょう:
- ネットワーク接続(Wi-Fiではなくモバイル通信)
- キャリア設定/利用状況(未納・限度額オーバー)
- 購入金額(可能であれば少額で試す)
また、エラー直後に同じ支払い方法で何度も試すよりは、1時間〜数時間空けて再試行する方が安全です。
Q5. キャリア決済で購入したギフトカードを返品できますか?
A.
原則として返品・キャンセルは不可です。Appleギフトカードは、購入完了と同時にコードが発行される「デジタル商品」扱いであり、商品の性質上、返品・返金には一切対応していません。
間違ってメールアドレスを入力してしまったり、金額を選び間違えた場合でも、返金対象にならないため、購入前の確認は必須です。
補足:未成年でもキャリア決済で購入できる?
A.
利用できますが、年齢や保護者の同意によって利用限度額が大きく制限されるため、高額なギフトカードの購入には不向きな場合があります。
また、一部の契約では親権者による「キャリア決済制限」が設定されていることもあるため、My docomo/My au/My SoftBankで利用可能金額や制限の有無を事前に確認しておくと安心です。
Apple公式ストアでAppleギフトカードをキャリア決済で購入する場合、各キャリアのルールと端末設定さえ守れば、非常に便利で柔軟な購入手段となります。
次章では、この記事全体の要点を整理し、読者が迷わず活用できるよう「記事のまとめ」をお届けします。
7. 記事のまとめ
Appleギフトカードは、Apple公式オンラインストアを通じてドコモ・au・ソフトバンクのキャリア決済で直接購入可能です。物理カード・デジタルコードの両方に対応しており、クレジットカードが不要な上、スマホ料金と合算で支払いができるため、非常に利便性の高い購入手段と言えます。
購入時は、モバイルデータ通信でのアクセス・利用限度額の確認・名義一致の確認などが重要です。
正しい設定と使い方を押さえれば、キャリア決済は安全・手軽・即時性のあるギフトカード購入方法として活用できます。